




中国で4,000年以上も前から民間療法として人々に愛されてきた馬油。
乾燥が気になるときや、ヒビ、あかぎれの季節に、あらかじめ塗ってお肌を保護したり、ハリが気になる時にマッサージに使用したり、唇やお顔、からだなどの全身の保湿に活用されてきました。
馬油は、人がもともと持っているうるおい※と、成分が近く親和性が高いために、角質層に浸透しやすく肌なじみが良いと言われています。
寒い所では冷えて固形になりますが、肌の上にのせると体温ですっと溶けて広がり、なくなるように角質層に浸透します。
その魅力に魅せられ、現代でも馬油そのものを、お顔・からだ・指先・髪先など全身の保湿オイルとして使用したり、頭皮マッサージやパックとして使用している方が多くいらっしゃいます。

馬の油は、ガマの油??

江戸時代に縁日で販売されていたとされる「ガマの油」
その油が何から作られていたのか、
現在も明確な真相はわかっていませんが、
「実は馬油であった」という説もあるそうです。
小さい頃から、乾燥に悩むことが多く時々肌荒れも気になる私は、【ひとのお肌の油分※と成分が似ているので、すっとなじんで自然なうるおいを保つ】と言われる馬油を長年愛用し、肌に塗布してきました。
石鹸のメーカーに勤めるようになり、日々石鹸について学んでいく中で、私の大好きな馬油を使った、しっとりと柔らかな素肌へ洗いあげてくれる石鹸がほしい!という思いで、開発をスタートしました。
テーマとした「しっとりな洗い上がり」を目指し、油分とねばり気を、”少なすぎず、多すぎない”バランスになるよう、何度も試作をしました。
馬油配合の石鹸は、無香料のものが多いですが、私は、香りもバスタイムの楽しみのひとつだと思うので、飽きずに使える「昔ながらの石鹸の香り」を賦香しました。
丁寧に泡立てて、お肌を守って洗うネバネバの泡と、しっとりな洗い心地を、ぜひ一度お楽しみください!

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洗顔は、キレイな手で行いましょう。 石鹸もしくは、お手持ちのハンドソープで 手をしっかりと洗います。 |
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水で洗ったネットに、ファミリー馬油石鹸をこすりつけて、丁寧に泡立てていきます。 両手いっぱいにもちもちの泡ができたら、ネットから泡をしぼりとるように集めていきます。 ![]()
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くぼめた手のひらに、ファミリー馬油石鹸をとり、 石鹸を回転させたり、こすったりしながら、 しっかりと泡立てます。 途中で、泡立てている手のひらに数滴ずつ水をたらして、水分を足しながら泡立てます。 ![]()
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野球ボールくらいの量の泡を作ったら、両手でお顔を包み込むように洗顔していきます。 ゴシゴシとこすらずに、ねばり気のある泡をお肌と手の間のクッションにしてやさしく丁寧に洗顔していきます。 |
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丁寧に洗顔した後は、ぬるま湯でやさしく泡を洗い流していきます。 髪の毛の生え際など、泡を残さないように丁寧にすすぎ、清潔なタオルでこすらずに丁寧に、押すようにして水分をふきとります。 |
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清潔なタオルを、ぬるま湯にひたして水分を含ませます。 タオル全体がねっちり泡に包まれるように、丁寧にこすりつけて泡立てたら、洗顔と同じように、できるだけゴシゴシしないよう、やさしく洗います。 |
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乾燥が特に気になる日には、タオルをつかって泡立てたねっちり泡を、手のひらにとって、手でやさしく洗います。 |
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石鹸トレーから石鹸をとりあげた時に、納豆のように糸をひきました。
くさっているのかと心配になりましたが、これは異常ですか? -
異常ではありません。
ファミリー馬油石鹸に配合されている保湿ねばり成分(※2)の影響ですので、安心してお使いください。
糸ひきが気になる場合は、石鹸表面を軽く水で洗い流してから
お使いください。
トレーのねばり気も、気になる場合はお手数ですが
こまめに洗いながしてお使いください。
※2=保湿成分:馬油、PEG-90M
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しばらく使っていなかったファミリー馬油石鹸を、久しぶりに使用したら、
以前よりも糸をひかなくなったように感じます。どうしてでしょうか? -
ファミリー馬油石鹸は、長期間使用せずに乾燥した環境にあると、石鹸表面に付着したねばり成分が、石鹸表面をコートするように固まってしまい、ねばり気が出にくくなることがあります。
糸をひきにくくなったと感じたら、石鹸の表面をわずかに
削ってから使用してください。以前と同じようなねばり気になります。
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ファミリー馬油石鹸と一緒に使っていた泡立てネットが白くなりました。
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石鹸の泡が、洗いながされずに残ったまま乾燥すると、白く固まってしまうことがあります。
ご使用後は、泡が残らないよう丁寧にすすいでよく乾かすことで防ぐことができます。
【ご注意点】
- ●お肌に異常が生じていないか、よく注意してご使用ください。
- ●お肌に合わない場合はご使用をおやめください。
- ●傷やはれもの、しっしん等、異常のある部位にはお使いにならないでください。
- ●目に入らないよう注意し、入った場合はすぐに水で洗い流し、異物感が残る場合は眼科医にご相談ください。
- ●天然成分配合のため、色や香りに変化が生じることがありますが、品質には問題ありません。
- ●本品は食べられません。
販売名:ペリカンF石鹸BYN 商品容量:80g
全成分:石ケン素地、水、グリセリン、馬油、スクロース、香料、EDTA-4Na、PEG-90M、エチドロン酸、エチドロン酸4Na、ステアリン酸PEG-75、酸化鉄、シリカ